月とキャベツ

′96(H8)12月公開。主題歌“One more…”が好きなのと、キネマ旬報の年間順位で評価が高かった記憶があり、ずっと頭の片隅に残っていた作品。もう20年以上前の映画になるんですね。
積年の思いを果たして観た率直な感想。この名曲に勝るものなし、です。(本人主演をもってしても!)映像を掻き立てられるような物語性のある詞ですからね。CDの奥付に[97・1・22]とあるので、一応映画が先ということになるのかな。長年胸の内でたいせつにしている間に神格化されてしまったのかも、です。
でもやっぱり、ヒロインが、違うかなぁ…。ぱっと見た瞬間は白いワンピースが儚げな印象だったのだけれど、喋った途端、うーん、ちょっと。ストーカー的な行為に山崎まさよしがキレるところ迄はわかる。でもそこから一転して惹かれていくものを、僕は真田麻垂美に見出だすことができなかったのです。
ただ、20年前は僕もまだ20代。公開当時見ていたら、彼女に、この映画に、もっと惹き付けられていたのかもしれない。もっと若いとき、見とくべき映画だったのかなぁ。
山崎まさよしの演技は悪くないけど、素人が一人であの畑は無理なんじゃないかと思う。農業は世捨て人の仕事じゃあありません。

山崎まさよしの歌は好きです。いまでもCDを買って聴いています。

おりしも昨晩は満月でした。月に2度目の満月を、何故だかブルームーンというのだそうです。29年度も終わります。

リインの休日

一月ほど書いてみてタイトルをあらためました。劇場或いはDVDで見た映画や、読んだ本について書いています。(20170711ブログ名変更。人生という語が仰々しすぎて…)

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