湯を沸かすほどの熱い愛

子どもたちを寝かせつけてから妻と一緒に観たのですが、妻は、タイトルとオダギリジョー、宮沢りえ主演というところからエロチックな映画だと思っていたようです。いい意味で期待を裏切られたような。自分が余命宣告されたとしたら、この主人公のように子どもたちに何かを残していけるだろうか。そんなことを言ってました。母親の視点ですね。私といえば、宮沢りえの演技に圧倒されてました。特に臨終間際のシーンなんて…話が聞こえているのかいないのか。でも帰ろうとすると目で追ってくるんですよね。父や祖母、大叔母を思い出してしまった。あと、杉咲花のいじめに立ち向かう場面。彼女を強気で叱咤しながらも、心配で一人帰宅を待ち続ける場面が印象的。「お母さんの遺伝子、少し残ってた」という台詞、後半で効いてくる。最後の最後に映画タイトルが出て、力強いテーマ曲が流れます。まるでオープニングのような力強いエンディング。よかった!いい映画を見た!そんな気持ちで満たされてました。

リインの休日

一月ほど書いてみてタイトルをあらためました。劇場或いはDVDで見た映画や、読んだ本について書いています。(20170711ブログ名変更。人生という語が仰々しすぎて…)

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