怪盗グルーのミニオン大脱走
男の子二人連れの映画は試練であった。駐車場待ち半時間、上映待ち2時間。それに今回はひどい頭痛も加わった。そんな万難を排して観た映画である。が、眼を閉じて頭痛に耐えている間に眠ってしまった。グルーが母親から兄弟の存在を知らされるシーンだったのが、気がつけばルーシーと女の子たちがチーズ祭りで大騒ぎ、である。それでも入り込むことのできるテンポの良さなのだろう。あるいは一つひとつのエピソードの軽さというか。ユニコーンって結局なんだったんだ?…と、だんだん批判めいてくるのは、まずもってピクサーの画がゲームの画面にしか見えないからか。同じアニメを見るなら魔女か花火が良かったのになぁ。とはいえ、このカラシレンコンのおばけたちは確かに愛くるしい。ベルリンのテープを裏返すとBADというのも僕にとってノスタルジーだ。何より子どもたちの“おもしろかった!”が聞けたので万事OKということです。
ところで、鶴瓶の「5分間猶予をやる。」が最後の台詞だったのだが、それで子どもたちはエンドロールのあと何かあるんじゃないかと思っていたようで、クレジットの途中で出たことにずっと不満をもらしていた。その辺りがなんか僕に似てるんだよなぁ。
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