君の名は。
正月すぎに小3(当時)の息子にせがまれて見にいった。どうもクラスに気になる女子がいて、その話の輪に加わりたいような、そんな感じだった。映画のキービジュアルを見て安っぽいライトノベルのような話、と思っていたら後半ノックアウトされた。4月の半ば、ロングラン上映の最終日前日に一人で見にいった。何度も見に行く人が多いようで、どんないい映画でも同じのを何度も見るのはいい映画の見方でない気がしたが、何度も見にいくってどんな感じだろうとも思い、見にいった。そして今日、BDを家族で見た。感想は2回目のときと同じで、なるほど感は強いけれど、初めて見たときのようには涙腺は緩まなかった。とはいえ、3回見ようと思わせる作品であることは事実だと思う。わが家でただ一人この作品を見ていないとすねていた下の子は、よくわからなかった、という感想(寝てたからね。1年生だし・・)でも、あらためて良い作品だと思う。賞を獲る、獲らないは評論家でないのでわからない。でも、判官贔屓のようなものがあって、一部の人たちは評価していなんじゃないかなぁ、そんな気もする。もっともっと若いときに見てれば、自分の運命の人って・・なんて夢中で考えたろうな。お前たちは若くてうらやましいよ、と子どもたちに言うと、思春期前のお気楽なお子様たちには通じないようだった。登場人物、とくに女の子たちの造形、デザインがすてきだった(要はかわいかった!ということです。)サントラも一時期車内のヘビーローテーションで耳たこ状態だった。もっと若いときにこの映画を見ていたら・・みたいなことをしつこく言ってたら、妻はおもしろくないようだった。いや、そう、僕の運命の人はあなたなんですよね。一緒になったっていうことは、つまり、そういうことなんです。うん。
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